肩こりが悪化すると、肩だけでなく鎖骨、肩甲骨、首などの周辺の筋肉の血行を阻害するため首を回すことが困難になったり、 肩関節に炎症を起こして腕を肩より上に持ち上げることが難しくなる「四十肩」のような症状を引き起こすことがあります。
肩こり 悪化するとどうなる?
肩こりが悪化すると交感神経が優位になり、ますます血行が悪くなります。 その結果、顔の毛細血管が収縮して血流が悪化し、顔色が悪くなるのです。 また十分に血液が行き届かないことで肌の新陳代謝にも悪影響が及び、顔の肌トラブルにも繋がります。
肩こりを放置するとどうなる?
■肩こりは万病に繋がる そうなることによる筋肉の硬化や神経圧迫により肩こりを強く感じるようになります。 この肩こりを野放しにすると、めまい、頭痛、手のしびれ、耳鳴り、四十肩、五十肩に繋がっていき、関節リウマチにもなってきます。
肩こりがひどいのはなぜ?
一言で肩こりといっても、その原因は数十種類もあり、人によってさまざまです。 そのなかでとくに多いのが「同じ姿勢」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」で、肩こりの4大原因とされています(※2)。 また最近では、肩こりと血圧の関連も注目されています。
肩こりすぎたらどうなる?
関節症状に加えて貧血や微熱、全身倦怠感などの全身症状を合併することもあります。 もっとも怖いのは、首の一番上の部分で背骨が前にずれてしまい、脊髄が圧迫され、手足が麻痺したり、呼吸がしにくくなったりする場合があることです1)。