検視にかかる時間について 犯罪性がなく検視だけで済む場合で半日程度、また犯罪性は無いが死因究明のため解剖も行う場合には1日~1日半程度の時間を要します。 なお、検死によって犯罪性が有ると判断されたときには司法解剖が行われますが、この場合調査を終えて自宅に戻ってくるまで数日間~1ヶ月以上を要することもあります。
検視が必要になるのはどんな時?
検視が必要な場合は、初めから事件性があると考えられるご遺体に限定せずに、自殺や事故死、孤独死、災害などを理由として亡くなられた場合も検視の対象となります。 事件性があるかどうかを明らかにするために、場合によっては故人様の金銭面や生命保険に加入していたのかどうかなどの身辺調査を行うことも十分ありえます。
検死の資格は?
検視官とは、組織上での役職のことを指しており、実際にそのような名称の資格が存在しているわけではありません。 しかし、この役職へ就くためには、10年以上の刑事としての実績と、警察大学校で法医学を修めた警部か警視以上の階級をもっている必要があります。
検死 何をする?
「検死」は死因や死亡状況などを調べるために、医師が遺体を検査することを言います。 順番としては、警察によって遺体や現場の状況を調査が終わった後になります。 「検視」は警察による調査です。 遺体があった現場の周辺や、遺体そのものを調査して事件性が無いか調査します。