実質の税率は、幕府初期で40%、中期で30%弱、末期で20%ほどだったと計算されています。 ☆江戸時代の農民を苦しめたのは、一に天候、二に市場ですよ。
江戸時代 税 何?
江戸時代の税は、大きく年貢(=本年貢、本途物成)と諸役(小物成・高掛物・夫役・国役など)に分かれます。 年貢は田畑にかかる税で、小物成は田畑以外にかかる税でした。 また、高掛物は村高(=村の石高)や持高(=百姓が耕作する土地の石高)にかかった税です。
江戸時代 納税 誰?
江戸時代は、農民が主な納税者 江戸幕末の頃の日本の総人口は、約3,200万人といわれていますが、そのうち85%が農民、武士は7%、町人5%、公家・僧侶等1.5%、えた・ひにん1.5%だったとのことで、大多数を占める農民から米を取り立てるのが一番確実な税金だったのでしょう。
年貢 金納 いつから?
平安末期に始まり、江戸時代には 物成 ものなり といって、原則として田の年貢は米、畑の年貢は現物と金納であったが、しだいに金納化した。
江戸時代 年貢 どのくらい?
江戸時代の年貢率の一つ全収穫量の5割を領主が年貢として取り,5割を農民が取得する場合をいう。 江戸初期には四公六民,天領では享保年間(1716〜36)以後五公五民となった。