結腸(けっちょう、英: colon)とは、大腸のうち右腸骨窩から仙骨上端までの部分である。 結腸はさらに上行結腸(盲腸から右結腸曲)、横行結腸(右結腸曲から左結腸曲)、下行結腸(左結腸曲から左腸骨窩)、S状結腸(左腸骨窩から直腸上端、シグモイドに由来する名称)に区別される。
S字結腸 どの辺?
エスじょう‐けっちょう〔‐ジヤウケツチヤウ〕【S状結腸】 大腸の主要部分である結腸の末端にあたる部分。 腹部の左側にある下行結腸に続き、S字型にカーブしながら直腸へつながる。 S字結腸。
結腸はどこにある?
けっ‐ちょう〔‐チヤウ〕【結腸】 大腸のうち、盲腸と直腸の間の主要部分。
大腸がんの初期症状はどんなもの?
早期の段階では自覚症状はほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。 症状としては、血便(便に血が混じる)、下血(腸からの出血により赤または赤黒い便が出る、便の表面に血液が付着する)、下痢と便秘の繰り返し、便が細い、便が残る感じ、おなかが張る、腹痛、貧血、体重減少などがあります。
大腸がん放っておくとどうなる?
大腸がんの浸潤が進み末期の状態になると、がんの組織が大腸を突き破り、腸管からの出血を引き起こします。 この出血が持続すると重度の貧血につながることもあります。 さらに、腸管から腹腔内にばらまかれたがん組織は、腹膜に転移して「腹膜播種」という状態になると、腹水や水腎症、激しい腹痛など、様々な症状を引き起こします。