介護度(要介護状態等区分とも言います)とは、要介護認定、要支援認定(以下「要介護認定等」と言います)で判定される介護の必要性の程度等を表します。 なお、要介護認定等の結果、要介護者、要支援者のいずれにも該当しない「非該当」と判定される場合もあります。
要介護度って何?
要介護度とは、介護認定審査の過程である「訪問調査」や「主治医意見書」のデータを基に、専門家による審査会を経て決定される「当該被保険者の現時点における介護サービスの必要量の度合い」のことです。
介護何級まで?
介護保険サービスを利用するためには、介護が必要な状態であるという客観的な判定を受けなければいけません。 介護がどれくらい必要か、つまり要介護の度合いを数値で表したのが「要介護度」です。 要介護度は「自立」から「要介護5」までの5段階です。 この要介護度を判断するためにおこなわれるのが「要介護認定」となります。
要介護者 どんな人?
要介護状態にある65歳以上の人、あるいは、要介護状態にある40歳~64歳までの人で、特定疾病によって、身体上か精神上の障害を持つと認められた人です。
要介護の順位は?
最近の調査(2019年)では、1位:認知症(24.3%)、2位:脳血管疾患(19.2%)、3位:高齢による衰弱(11.2%)、4位:骨折・転倒(12.0%)、5位:関節疾患(6.9%)、6位:心疾患(3.3%)でした。 しかし、3年ごとの調査を時系列で見ていくと、順位に大きな変動があることがわかります。