厚生労働省の調査によると、介護が必要な家庭のうち半数以上で、「同居の家族」が介護を担っているのが現状です。 中でも最も多いのが配偶者ではありますが、次いで子、子の配偶者となっています。 当然のように感じるかもしれませんが、介護の主体として「子」が選択されています。 7 февр. 2022 г.
介護は誰がするのか?
厚生労働省のデータによると、介護を担うのは「同居」の親族が約6割と最も多く、主な内訳は、「配偶者(25.2%)」「子(21.8%)」「子の配偶者(9.7%)」となっています。 別居の家族もまた1割強が担っており、その比率は以下のとおりです。
介護のお金誰が?
A介護にかかる費用は、要介護者自身の収入や預貯金からまかなうのが原則です。 医療費や介護保険のサービス利用料、おむつ代など、介護をはじめるとさまざまな費用が必要となります。 遠距離介護の場合は、実家に帰省するための交通費もバカになりません。
介護施設 誰が払う?
老人ホームの入居費用などの介護費用は、本人が負担する場合が圧倒的に多いです。 本人が年金を受け取る額が少なくても、介護保険制度のサービスを利用することで、所得に応じた減額制度が受けられる為です。
親を誰が見るか?
このように「子供」に親の面倒をみる義務があるので、「長男だけ」に特段義務があるわけではなく、他の兄弟たちにも義務があるということです。 たとえ長男が親と同居していたとしても、法律的観点から見ると「親の面倒をみる義務は子供たち全員に平等にある」ことは留意しておきましょう。