5割強が同居の親族、老老介護も 内訳をみると、「配偶者」が23.8%、「子」が20.7%、「子の配偶者」が7.5%と続きます。 調査結果に現れているように、やはり「別居」の親族よりも「同居」の親族の方が介護しやすい状況にあるため、介護の主な担い手は「同居」の親族となっているようです。
要介護者の同居割合は?
主な介護者と要介護者等との続柄別にみると、「同居」が64.1%で最も多く、次いで「事業者」が13.3%、「別居の家族等」が9.8%となっている。
介護者の性別は?
また、性別については、男性が34.0%、女性が66.0%と女性が多くなっている。 要介護者等と同居している主な介護者の年齢についてみると、男性では70.1%、女性では69.9%が60歳以上であり、いわゆる「老老介護」のケースも相当数存在していることがわかる(図1-2-2-13)。
介護者 何割?
年代別の人口に占める要介護認定者の割合は、40~64歳では0.4%、65~69歳では2.9%ですが、加齢とともに急速に高まり、80~84歳では26.4%、85歳以上では59.8%となっています。
誰に介護してもらいたいか?
「介護を頼みたい相手」の調査結果では、男女とも「子ども」と答えた割合が多く、特に女性は「子ども」が第1位(64.0%)、次いで「ホームヘルパー」(40.2%)の順となっています(※2)。