内部結露のメカニズム では、なぜ壁の中で結露が発生してしまうのでしょうか。 水蒸気をたくわえた湿った暖かな空気は、温度が低い方へと流れる性質があるため、冬は室内から室外へ、夏の場合は室外から室内に移動します。 このとき、壁面・床下・天井などから暖かい空気は出入りします。 5 мар. 2019 г.
室内結露の原因は?
外気や氷などで冷やされた窓ガラスやグラスに、室内の暖かい空気が触れることで、空気も冷やされていきます。 空気が冷やされることで飽和水蒸気量が小さくなり、空気が含んでいる水蒸気量が飽和水蒸気量より多くなった時、水蒸気が液化(凝縮)して窓ガラスやグラスなどの表面に水となって現れます。 これが、結露のメカニズムです。
なぜ結露ができるのか?
暖かい水蒸気をいっぱい含んだ空気が冷やされ、「飽和水蒸気量」を超えると余分な水蒸気が水に変わります。 これが結露の発生する仕組みで、乾いたグラスに冷えたビールを注いだ瞬間に水滴が付着するのもおなじ現象です。 一般的に温度が低いと結露しやすくなりますが、水蒸気の量が少なければ結露はおこりません。
内部結露 どこ?
原理は表面結露と同様で、部屋の暖かい空気が壁の内部に侵入し、壁内だけでなく床下や天井裏で結露を起こすというものです。
結露するとどうなる?
表面結露はサッシやカーテンのダニやカビの原因になってしまいます。 放置してしまうとアレルギーや肺炎、アトピーの原因になってしまうので注意が必要です。 この他、金属製品も錆びてしまう危険があります。 また建物に内部結露が起こると基礎に使用している木材が痛んでしまいます。