水蒸気をたくわえた湿った暖かな空気は、温度が低い方へと流れる性質があるため、冬は室内から室外へ、夏の場合は室外から室内に移動します。 このとき、壁面・床下・天井などから暖かい空気は出入りします。 温度が低く、水分をあまり含むことのできない場所に暖かい空気が移動すると、急激に冷やされることで結露が発生してしまうのです。 5 мар. 2019 г.
なぜ結露ができるのか?
暖かい水蒸気をいっぱい含んだ空気が冷やされ、「飽和水蒸気量」を超えると余分な水蒸気が水に変わります。 これが結露の発生する仕組みで、乾いたグラスに冷えたビールを注いだ瞬間に水滴が付着するのもおなじ現象です。 一般的に温度が低いと結露しやすくなりますが、水蒸気の量が少なければ結露はおこりません。
結露 何月から?
明け方の最低気温が10度を切る頃、東京でいえば10月の末ごろから、部屋の窓ガラスには「結露」と呼ばれる水滴が見られるようになり、春先まで頻繁に発生します。
結露するとどうなる?
表面結露はサッシやカーテンのダニやカビの原因になってしまいます。 放置してしまうとアレルギーや肺炎、アトピーの原因になってしまうので注意が必要です。 この他、金属製品も錆びてしまう危険があります。 また建物に内部結露が起こると基礎に使用している木材が痛んでしまいます。
内部結露 どこ?
原理は表面結露と同様で、部屋の暖かい空気が壁の内部に侵入し、壁内だけでなく床下や天井裏で結露を起こすというものです。