なぜ環境要因で近視が進むのでしょうか? 手元よりにピントを合わせた状態が続くとその距離を見やすいように順応するために、眼軸長(目の前後の長さ)が伸びたりして眼球全体の屈折力(目の度数)が手元よりにかわってくることで、近視が進むと言われています。
近視はどこまで進むのか?
近視が進み強度近視になると、眼軸長は27ミリ以上となり、屈折度を表す「ディオプトリー(D)」はマイナス8D(12.5センチまで近づけるとはっきり見える程度)を超える。 日本では、40歳以上の42%が近視、20人に1人が強度近視との報告もある。
近視が進むとどうなる?
近視が強くなると、失明につながる病気の危険性が高まることが分かってきました。 強度の近視の人は近視でない人に比べて、緑内障で3.3倍、網膜剥離は21.5倍、近視性黄斑症は40.6倍になります。 合原:こちら、近視が進みまして、ほかの病気を発症しているかどうかをチェックするリスト、大野さんにまとめていただきました。
近視の度合いは?
近視の程度は、屈折度の単位であるジオプトリー(D)を用いて、弱度近視は-3.00D以下、-3.00Dを超えて-6.00以下は中等度近視、-6.00Dを超えると強度近視と分類されています。
中程度の近視の視力は?
ちゅうとうどきんし 近視の分類のひとつ。 -3.25D~-6.0Dの近視で、裸眼視力はおおよそ0.06~0.1。