なにかを経費で落とした場合、経費として計上できる額が増えることとなり、利益は減少します。 つまり、経費(支出)が増えることにより利益は減少し、結果的には節税につながります。
経費に計上するとどうなる?
経費で落とすとは、費用として計上することで利益を小さくし、かかる税金の額を減らすことです。 タクシー代を経費とみなすため、30,000円 - 2,000円 = 28,000円を利益とします。 利益30,000円よりも、タクシー代を経費で落とした後の利益28,000円の方がかかる税金は少ないでしょう。
経費計上 何%?
経費とは、事業を行うために使用した費用を指します。 例えば、打ち合わせに使ったカフェでの飲食代は交際費、取材のための飛行機代・電車代などの交通費は旅費交通費として、経費に計上できます。 個人事業主はこれに加えて、新聞図書費や通信費等も経費として計上できます。
経費計上 なぜ?
課税所得の金額が大きいと、その分支払う所得税額も高くなります。 つまり、事業にかかった経費をきちんと計上すれば課税所得の金額を低くでき、所得税額を安く抑えられるのです。 また、経費を計上し課税所得を低く抑えることで、支払わなければならない住民税の額も少なくなります。
経費 何万まで?
「いくらまでなら一度に経費に落とせるの?」 とお客様や税務相談にこられた方によく聞かれます。 そこで次のとおり答えを記載します。 つまり、現在の税法では、1つ又は1組が30万円未満のものであれば、一定の条件の下、一括経費計上が可能なのです(「確定申告書に明細書を添付」することを忘れやすいので要注意!!)。