カカオポリフェノールは、チョコレート・ココアの原料であるカカオ豆に含まれるポリフェノールの事です。 カカオポリフェノールは、主に、エピカテキン、カテキンとプロシアニジン(エピカテキンやカテキンがいくつか結合した化合物)からなります。 簡単に言いますと、エピカテキンをメインとするいくつかの化合物の混合物です。
カカオポリフェノールは何に効きますか?
カカオポリフェノールを摂取することで、期待される3つの効果は、「血圧低下」、「動脈硬化予防」、「老化防止」です。
カカオポリフェノール 1日何グラム?
ヨーロッパのチョコレートメーカーが、カカオポリフェノール(カカオフラバノール)を1日に200 mg摂取すると、正常な血液循環に役立つことを示す証拠(血管を弛緩させる一酸化窒素の発生を促すことにより、血圧を低下させ、血流を改善、心臓疾患のリスクを低める働きがある)を欧州食品安全機関(EFSA)に提出しました。
最もポリフェノールを多く摂取しているのは何から?
最近の調査によると、日本人の食生活では、コーヒーから最も多くのポリフェノールを摂っていて、すべての食品、飲料のうち、約半分がコーヒー由来であることもわかってきました(図2)。
ポリフェノールを取るとどうなる?
ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。 ポリフェノールは抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEと同様に強い抗酸化作用があります。