ポリフェノールは植物由来の抗酸化物質、つまり酸化に対抗する物質です。 抗酸化物質にはビタミンC、ビタミンE、カロテノイド等いろいろありますが、ポリフェノールも抗酸化物質のひとつとして活性酸素と戦ってくれるのです。
日本人が、最もポリフェノールを多く摂取しているのは何から?
コーヒーに含まれるポリフェノールは、カフェインよりも多いのです。 最近の調査によると、日本人の食生活では、コーヒーから最も多くのポリフェノールを摂っていて、すべての食品、飲料のうち、約半分がコーヒー由来であることもわかってきました(図2)。
現在知られているポリフェノールは何種類くらいある?
ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、自然界に5,000種類以上あると言われています。 ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。
コーヒーに含まれるポリフェノールにはどんな働きがある?
コーヒーに含まれるポリフェノールであるクロロゲン酸の仲間は、体の中でフェルラ酸という成分に代謝されます。 このフェルラ酸は血小板が固まるのを防ぎ、血液をサラサラにしてくれるため、血管が詰まりにくく脳梗塞や心筋梗塞を防いでくれると考えられています。
ポリフェノールが豊富なコーヒー。日本人のポリフェノール摂取量全体に対してどのくらいの割合を占める?ヒントはこちら!?
日本人の最大のポリフェノール摂取源はコーヒー。 2014年に首都圏在住の若年女性109名を対象とした飲料・食事摂取調査を行ったところ、ポリフェノール摂取量は食品に比べ飲料から摂る場合が多く全体の約8割を占め、そのうちコーヒーと緑茶でそれぞれ47%、16%を占めることが分かりました(※4)。
以下は、同様のトピックに関する2つの役立つ記事です。 👇
ポリフェノールが豊富なコーヒー。日本人のポリフェノール摂取量全体に対してどのくらいの割合を占める?ヒントはこちら!?カカオポリフェノールって何?