これは精神科のお薬の中に腸の蠕動運動を鈍くさせるものがあるためです。 便秘を改善するために下剤を飲んでいる方も多いと思いますが、長い間下剤を使うと排便の反射機能が低下して余計に便秘が悪化する場合もあります。 そこで今回はなるべく下剤に頼らずに、スッキリ排便できるためのポイントをまとめました。
抗精神病薬でなぜ、便秘になる?
抗精神病薬はドーパミンをブロックする薬剤で、ドーパミンをブロックしたついでにムスカリンもブロックしてしまうことがある。 ムスカリンをブロックしてしまうとアセチルコリンの働きがブロックされ、副交感神経の働きを阻害することで、消化管の働きが抑えられ便秘になるのです。
薬 便秘 なぜ?
薬の服用により副作用として便秘が起こる。 便秘の原因となる薬剤に、抗コリン作用剤(パーキンソン病治療剤、抗うつ剤など)、ガン疼痛に対する麻薬、制酸剤、カルシウム剤などがあるが、これらの服用を中止できない場合があるので、下剤を併用することになります。
薬剤性便秘の解消法は?
解消法1規則的な排便習慣 腸に便がたまっているものの、便意を感じにくくなっている場合もあるので、毎日余裕をもってトイレに入る習慣をつけましょう。 ... 2十分な睡眠をとる 睡眠不足などストレスを感じることによって腸の働きに影響を与える事がわかっています。 ... 3朝食をとる ... 4水分を十分にとる ... 5野菜や乳酸菌をとる ... 6ストレッチや運動を行う
リスパダール なぜ便秘?
便秘に関しては、リスパダール自体は抗コリン作用が少ないお薬なので、直接的な副作用としては多くはありません。 しかしながら副作用止めに抗コリン薬が使われることが多く、この副作用による便秘は多いです。