抗がん剤によって骨髄の機能が低下すると白血球(特に好中球)の数が減少します。 一般的に抗がん剤治療開始後7から10日目頃から白血球の数が減り始め、10日目から14日目頃に最低になり、3週間くらいで回復してきます。
抗がん剤白血球どのくらい?
【抗がん剤による白血球減少】 抗がん剤の治療中は、血液中の白血球などの数を定期的に検査します。 白血球が減少すると、からだの抵抗力が弱くなり、感染を起こしやすくなります。 白血球数は、抗がん剤を投与して1~2週間後くらいに最低になります。
抗がん剤 血小板減少 いつから?
血小板減少の発現時期は抗がん剤の投与10~20日後に、最低値を迎えるもの が多いと言われています。 血小板が減少しているときは出血しやすくなるので、ぶつけたり、傷つけたり しないように注意します。
抗がん剤 免疫低下 いつから?
抗がん剤投与を受けると薬剤や個人差によりばらつきがありますが、7日目くらいから白血球数が減少してきて、1週間~10日間くらいかけて正常値に戻ります。 この期間は免疫力が低下しており、発熱や感染症に気を付けなければいけません。
化学療法 白血球減少 いつから?
化学療法により血液をつくり出す骨髄の機能が障害を受けると、白血球 や赤血球、血小板などが減少します(骨髄抑制)。 化学療法の1∼2週間後 に影響が強く出ます。