急性悪心・嘔吐 抗がん剤投与後1~2時間後に起こり、24時間以内にはだいたいおさまります。
抗がん剤 何故吐き気?
抗がん剤や分子標的薬などの薬物によって脳の嘔吐中枢が刺激を受けることで、吐き気・嘔吐を生じます。 抗がん剤や分子標的薬などの薬物治療による吐き気・嘔吐では、投薬直後に突然吐いてしまう、動くと吐いてしまう、乗り物に乗ると吐き気がするなどの症状が見られることもあります。
「抗悪性腫瘍剤投与に伴う悪心・嘔吐」に対して適応があるのどれか。?
「シスプラチンなどの抗がん剤治療に伴う吐き気・嘔吐」に対して、オランザピンが保険適 用の対象になりました。
吐き気止め 座薬 いつ?
吐き気止めの座薬としてはナウゼリン座薬があり1日2回、6~8時間間隔で使用します。
抗がん剤の副作用はいつから?
細胞障害性抗がん薬の副作用には、治療直後にあらわれるアレルギー反応や、治療から1~2週間程度の期間にみられる吐き気や食欲低下、だるさ、口内炎、下痢などの症状の他、2週間以降からみられる脱毛や手足のしびれ、皮膚の異常(色素沈着や乾燥など)など、症状が出てくる時期がある程度一定しています。