抗がん剤を投与してから数時間以内におこります。 (2)遅発性の下痢(腸管粘膜障害による下痢) 抗がん剤によって腸が刺激を受け、腸の粘膜が傷ついておこる下 痢です。 この種類の下痢がおこった場合、腸が傷つくために感染症 を引き起こすこともあり注意が必要です。 抗がん剤を投与してから 数日~10日後頃におこります。
抗がん剤 副作用 下痢 いつから?
粘膜障害による下痢 化学療法により消化管粘膜が障害を受けたり、白血球減少時に腸管感染が起きたりすることが原因となると考えられます。 一般に治療開始後10日目から14日目に現れます。
抗がん剤 下痢 いつ治る?
抗がん剤の副作用で起こる下痢の原因は、大きく2つあります。 一つは、抗がん剤で副交感神経が刺激されて、腸管運動が亢進したり、水分吸収阻害が起こり、下痢が起こります。 このタイプは抗がん剤投与開始後24時間以内に起こり、多くの場合持続時間は短く一過性のものです。
薬の副作用 下痢 いつまで?
薬による下痢は、服 用後すぐに起こる急性的な下痢と、服用後1~2ケ月経過してから 起こる遅発性の下痢がありますが、一般には薬を使用し始めて1~ 2週間以内に起こることが多いといえます。 さまざまな薬が予期しない下痢を起こすことがありますが、一時 的なものがある一方で、放置すると重症化するものもあります。
抗がん剤 下痢 便秘 なぜ?
抗がん剤などの副作用 抗がん剤を投与することにより自律神経のバランスが乱れて便秘をおこすことがあります。 また、吐き気止め、医療用麻薬、一部の抗うつ薬などは腸の動きをおさえるため、便秘になりやすくなります。