もし、都会で ハシブトガラスがいなくなると、ネズミなど人間にとっても有害なこれらの動物が増える可能 性があります。 前述のように、都会のハシブトガラスは都市の生態系の中で多くの生きものに対して捕食者 としての役割をしています。 その結果、特定の動物が増えることを抑制しているという大きな 効果が考えられます。
カラスはどこで寝てるのか?
カラスのねぐらは、本来、大きな常緑樹などの暗い森林、例えば山の中腹の森や鎮守の森などに作られてきましたが、都会では、規模の大きな緑地の公園や神社などに集まります。 ねぐらは数十羽ほどの小さなものから、大規模なものだと10,000羽近くまでになるといわれています。
カラスの死体 どうする?
市道や公園で死んでいた場合は、市で対応いたしますが、庭や駐車場にカラスが死んでいたら、死亡したカラスを素手で直接触らないようにしたうえで、死骸を段ボール箱やゴミ袋等に入れてマジック等で「カラス」と書き、「燃やせるゴミ」として普段ご利用のゴミ収集所にお出しください。
カラス なぜ飼えない?
カラスは「鳥獣保護管理法」の対象です はじめに覚えておきたいのが、野生のカラスを持ち帰って飼育することは原則としてできません。 カラスに限りませんが、そもそも野生で暮らしているほとんどの動物は「鳥獣保護法」によって保護されています。 許可なく攻撃したり捕獲したりすると、違法行為となってしまうのです。
カラスの能力は?
カラスはとても賢く、人間でいえば小学校低学年、すなわち6~8歳程度の知能を持つといわれます。 「石を投げつけられた」「水をかけられた」といった被害体験を覚えているだけでなく、自分に害を与える人間の顔や服装までも記憶し、仕返しを企てることもあります。