かゆみは、「引っ掻きたくなるような不快な感覚」と定義されますが、実は、かゆみは体(カラダ)を守る防衛反応のひとつなのです。 皮膚に異物が付いた際に、かゆみを感じることによって、異常が起きている場所を私たちに知らせ、その異物を掻いて取り除こうとする行動を起こすことから、かゆみは一種の生体防御反応であると考えられています。
何も刺されてないのに痒い?
何もできていないのにかゆい・・・皮膚そう痒症 皮膚そう痒症とは、皮膚に何もできていないのにかゆみを感じる病気です。 全身いたるところがかゆくなるものと、陰部など限られたところだけかゆくなるものとがあります。
痒みを我慢するとどうなる?
つらい肌のかゆみには、症状の悪化を防ぐだけではなく、かゆみを繰り返さないよう肌のバリア機能を回復する対処・治療が必要です。 また、かゆみを我慢して放っておくことも、症状を悪化させ、さらなる肌トラブルの原因となります。
全身がかゆい どうしたらいい?
肌がかゆいときは冷やす 皮膚の温度が下がると神経の興奮が鎮まり、かゆみを抑えることができます。 冷たいおしぼりや、保冷剤をタオルやハンカチにくるんだものを患部に当てるとよいでしょう。 冷たいシャワーを当ててもすっきりとします。 肌が乾燥しがちなときは、洗顔や入浴で必要以上に肌をこすりすぎないことも大切です。
ストレス 痒みなぜ?
過剰なストレスは、ステロイドホルモンの分泌を促進し、肌代謝のバランスを崩すため、かゆみが生じると考えられています。 そのため、ストレスを感じやすい人、睡眠不足で疲れが溜まっている人はかゆみが出やすいです。 また、喫煙者や刺激物を好んでたくさん摂る人も、ストレスによってかゆみを感じやすいと考えられます。