ケロイド・肥厚性瘢痕に対するステロイドの注射(ケナコルト®)にはコツがあります。硬いところに直接薬を注射するのでは、圧が高まって痛いだけでなく、薬液が入らず .
ケロイド注射 効果いつ?
注射後、数日から数週間で効果が現れます。 一ヶ月に一度、何度か繰り返します。 特にケロイドの痒み、盛り上がりの治療に効果的です治療が痛いという欠点があります。 ケナコルトはトリアムシノロンアセトニドというステロイド剤を含む製剤で、ステロイド剤の抗炎症作用とコラーゲン産生を抑える目的でケロイドに注射を行います。
ピアス ケロイド 注射 何回?
注射は局所麻酔薬と混ぜ、できるだけ細い針を使い、周囲の柔らかい部分から少しずつ注射することで痛みをかなり軽減できます。 注射は1ヶ月-3ヵ月に1度程度で十分な場合が多く、普段はステロイドテープを使うことで、効果を維持できます。
ケロイドの注射治療は?
ステロイド(ケナコルト®など)を注射するのはケロイド治療の基本であり、どこの病院でも行われます。 注射によって赤みや盛り上がりは著明に減少しますが、周囲の皮膚の菲薄化が生じることもあるのが欠点です。 また硬い瘢痕の中に注射するため強い痛みがあり、女性ではステロイドの影響で生理不順が生じることもあるため注意が必要です。
ケロイドの治療期間は?
一般に自然治癒期間は2~3年ですが、時に5年以上に及ぶこともあります。 ケロイド・肥厚性瘢痕の保守的治療保守的治療には圧迫療法、ステロイド局所注射、飲み薬などがあります。