夏場に冷房をつけっぱなしで寝たり布団をかけずに寝ると、足の筋肉が冷え血管も収縮し、血行はさらに悪くなります。 こういった悪い状況でイオンのバランスが崩れているときに、たまたま寝返りをうって筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して過剰な収縮が発生しやすくなってしまうのです。
足がつるのは何の病気?
足がつる原因はさまざまですが、中には病気によって引き起こされている場合もあります。 血管系疾患、内分泌系疾患、神経筋疾患、代謝異常、骨関節疾患…など、考えられる病気は多岐にわたり、それぞれ特徴的な症状が重なって見られます。 例えば、糖尿病だと喉が渇く、手足がしびれる。 腎疾患の場合はむくみが出るといった具合です。
こむら返りはなぜ起きるのですか?
こむら返り(足がつる)は一般的に、急に体を動かしときに起こりやすい症状ですが、栄養不足や水分不足、冷え、熱中症、急激な寒暖差が原因で起きることがあります。 足を酷使したり筋肉疲労以外でも頻繁に足がつる場合、食生活の見直しやこまめな水分補給により体内のミネラルバランスが整うことで、症状の改善が期待できる場合があります。
夜寝ていて足がつるのはなぜ?
通常、睡眠状態にある人間は、多くの汗をかくものです。 そのため、体内の水分量が減ってしまいがちです。 さらに、体をほとんど動かさないため、心拍数が低下し、血行が悪くなっています。 このような状況下で寝返りを打ったとき、場合によっては、足の筋肉が暴走し過剰に収縮してしまうことがあります。
こむら返りとは何ですか?
こむらがえりは、主にふくらはぎの筋肉が異常に収縮して、痙攣(けいれん)を起こすことで起こります。 ちなみに、こむらがえりの「こむら」はふくらはぎのことを指します。 その名の通り、ふくらはぎに多く起こりますが、実は、足の裏や指、太もも、胸など、体のどこにでも発生します。