それは口腔内細菌が食物中の砂糖を餌にして酸を産生するからです。 口腔内細菌は歯についた歯垢(プラーク)に多く存在します。 その菌が酸を作り、歯の溶けるpHであるpH5.5以下を保つと歯はどんどん溶けてしまいます。 そしてむし歯になるのです。 11 мая 2019 г.
なぜ口の中は酸性になるのか?
人間は口にする食べ物に含まれる酸や、虫歯菌が作り出す酸によってお口の中が酸性に傾きます。 ややアルカリ性の唾液はその酸を洗い流し、お口の中を中性にもどして中和し、健康な状態を維持する役割があります。
口の中が酸性になるとどうなる?
お口の中が酸性になっている時間が長いほど、虫歯になりやすくなります。 そのためダラダラと食べたり飲んだりすることはとても危険なのです。
口の中は何性?
飲食前のお口の中はpH7の中性ですが、飲食を開始するとすぐに酸性に傾きます。 食事中はpHが元に戻ることはなく、歯が溶ける状態が続きます。 つまり間食が多かったり、ダラダラと飲食をしているとむし歯になりやすいということです。 飲食を終えると唾液のはたらきにより、お口の中のpHは元の中性へと戻ります。
唾液pHなぜ?
口腔内pH(ペーハー) 唾液のpHは唾液中の炭酸塩やリン酸塩によって一定に保たれており、この機能をpH緩衝作用といいます。 しかし、何らかの原因によってpH緩衝作用が上手く働かずに口腔内が酸性に傾くと歯が溶けてむし歯になり易くなります。 とくにpHが5.5より低くなると脱灰(エナメル質が溶け出すこと)が起こり始めます。