ナッツ類の中でも特にくるみに多く含まれるオメガ3脂肪酸には、悪玉コレステロール値や中性脂肪値を下げたり血管を柔軟(若さの尺度)に保つ効果があり、糖尿病や心臓血管疾患、肥満やメタボなど生活習慣病予防のリスクを下げたり、脳活にもよいことがさまざまな研究でわかってきています。 おすすめは毎日ひとつかみ程度。
くるみを毎日食べるとどうなる?
脳は糖質以外の栄養素も必要 脳は体内で最もエネルギー消費量が高く、体全体のエネルギー消費量の20%を占めています。 脂質やビタミンにも脳の働きを活性化させる効果があります。 クルミは、脳の老化防止や認知機能低下を防ぐ効果があるため ”ブレインフード” とも呼ばれています。
クルミ1日何個まで?
1日に何粒まで? 1日の理想的なくるみ摂取量は7粒(28g)と言われています。 おおよそ毎日ひとつかみぶんを食べると考えれば良いでしょう。 美容・健康やダイエット向けの食品として注目されるくるみですが、脂質が多く含まれています。
くるみを食べ過ぎるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリット 先ほど解説したように、くるみはカロリーのとても高い食材です。 ですので、いくら健康に良い多価不飽和脂肪酸が含まれていると言っても、食べすぎると体重増加につながってしまいます。 また、体重増加以外にもう一つ気を付けなければならない点があります。 それは、ナッツ類は消化しにくいということです。
アーモンドとくるみはどちらが体にいいのか?
くるみで注目してほしい栄養素がオメガ3だ。 オメガ3は脂質を構成する脂肪酸という栄養素の1つで、アーモンド(いり)100g当たりには0.01gしか含まれていないのに対し、くるみ(いり)100g当たりには8.96gも含まれている(※1)。 一方、アーモンドで特筆すべき栄養素はビタミンEだ。