クループの原因はウイルス感染で、気道の内側、特に喉頭のすぐ下が腫れます。
クループ症候群ってどんな病気?
クループとは疾患の名前ではなく、感染症によって引き起こされる特定の呼吸症状の総称です。 声の通り道(声門周囲)にウイルス感染が起きることにより浮腫・腫れが起きることで症状が出現し、特徴的な咳(犬が吠えるような咳、オットセイが鳴くような咳)や鼻汁、発熱を認めます。 夜間に急に咳が悪くなることで気付かれることが多いです。
クループ症候群 子供 何科?
基本的に、小児科で診察可能です。 呼吸を楽にさせる治療を行います。 基本的には、喉の腫れを解消させるようにボスミンなどの薬を吸入させます。 また、内服薬でステロイドや去痰剤などが使用されます。
クループ 咳 何日?
多くの場合には3~4日が症状のピークで、1週間程度をかけて徐々に改善に向かいます。 ただし症状は夜間に悪化する傾向にありますので、特に呼吸困難など起こしていないか注意することが重要です。 普段の風邪と咳の様子が違う、呼吸が苦しそうなどの症状があれば、早めに受診するようにしましょう。
クループ症候群 どんな咳?
食道から気管に枝分かれする部分に声帯、つまり声を出すところがあります。 クループ症候群は主にこの声帯付近が狭窄、つまり細くなってしまうような状態となることで、犬が吠えるようなとか、オットセイの鳴き声のような、などと表現される特徴的な咳(犬吠様咳嗽)が現れます。