くしゃみは、鼻に入った異物を除去するための体の防御反応です。 鼻の粘膜にある知覚神経が刺激されておこる呼吸の反射です。 また、くしゃみをすることで全身の筋肉が収縮することで体温を上げているともいわれています。
風邪 なぜくしゃみが出る?
ウイルスに感染すると、免疫反応に伴ってヒスタミンなどが作られます。 ヒスタミンは、鼻粘膜の知覚神経を刺激して脳へ信号を伝え、中枢を刺激してくしゃみを起こさせます。 また、ヒスタミンの刺激が引き金となって、鼻粘膜にある鼻水(鼻汁)の分泌腺が刺激され、鼻水が過剰に分泌されます。
くしゃみが止まらないのはなぜ?
花粉やハウスダスト(チリやホコリなど)などの物質が、体に入り込もうとした時にもくしゃみが発生します。 「いつも決まった状況でくしゃみが止まらなくなる」という人は、何らかのアレルギーを持っている可能性があります。
くしゃみが大きい人 なぜ?
「くしゃみの原因は何にせよ、刺激を受けたくしゃみ中枢が呼吸筋(横隔筋、肋間筋)、咽頭筋、顔面筋へと伝わり、くしゃみが起こります。 このとき、呼吸筋が反射的に空気を吸い込みますが、吸い込む空気量が多いほどくしゃみの音量も大きくなります」と言うのは、横浜相原病院(横浜市瀬谷区)吉田勝明院長です。
鼻水とくしゃみが止まらない なぜ?
発熱がなく、くしゃみと鼻水、そして鼻づまりなどがいつまでも続くような場合は、アレルギーが原因である可能性があります。 これらの症状は、アレルギー性鼻炎の3主徴といわれており、最近アレルギー性鼻炎を患う患者さんがとても増えています。