老老介護になってしまう原因 老老介護が増加した原因は「健康寿命と平均寿命に差があること」「核家族化が進んだこと」の2点です。
老老介護 何が問題?
老老介護・認認介護は何が問題なのか 高齢になるとともに体力が落ちていきます。 介助のひとつひとつに時間がかかってしまうため、介護される側も不安定な姿勢が続くなど負担に感じることがあります。 移乗時などに要介護者の体をうまく支えることができず、転倒など事故につながる危険性もあります。
認認介護 なぜ?
また、老々介護・認認介護が問題となる原因としては、介護保険制度が想定している介護者が、介護の実状と合っていないということも挙げられます。 想定されている、同居嫁など、同居して介護者となる家族というのは、若くて体力があって、家事も介護もできて、介護に専念できる時間もある、という介護者としてとても「強い」介護者です。
高齢者 介護 なぜ?
要介護者等について、介護が必要になった主な原因を調べてみると、「認知症」が18.7%と最も多く、次いで多いのが「脳血管疾患」、「高齢による衰弱」、「骨折・転倒」、「関節疾患」です。 要介護となる原因の多くは、急に発症する病気や怪我が占めており、「ある日突然、介護が必要になる」人がたくさんいることがわかります。
介護難民 なぜ?
介護難民の原因は高齢者の増加です。 1947年から1949年に誕生した第一次ベビーブームの団塊の世代約800万人が、2015年で65歳を超えています。 そのため、介護サービスを利用する高齢者が一気に増えました。 また介護職員の人手不足も問題で、全体の56.5%が施設に職員数が足りないと回答しています。