老人ホームの平均入居年齢は80代~90代 70歳を過ぎたあたりから、人生後半の住まいとして老人ホームへの入居を考える人が増えます。 入居者の平均入居年齢は80代から90代ですが、70代から80代にかけて入居を検討し始めるようです。
なぜ老人ホームに入る?
1位、入院後、自宅に戻るのが難しいため 最も多かったのが入院をきっかけに施設を探すようになったというケース。 33.4%でした。 これまで自立で生活していた方でも、骨折や肺炎で入院したことにより、自宅に戻って生活することが困難と判断されてしまいます。
老人ホームは何歳から入れるの?
介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームでは、一般的に入居条件をおおむね60歳以上としています。 そのため、定年後の65歳であれば、ほとんどの老人ホームの入居条件に当てはまっているということです。 ほかにも、特別養護老人ホームやグループホームでも、入居条件が原則65歳以上となっています。
認知症いつの時点で施設に入れる?
本人が納得できる施設を選ぶためには、認知症の症状が軽度なうちに準備する必要があります。 認知症が進行すると、理解力や判断力が失われ正常な判断ができなくなるからです。 同じく、施設への入居も、認知症が軽度のうちが望ましいです。 認知症が進行してから入居すると、混乱し、環境に適応できないことがあるからです。
老人ホームの平均入居期間は?
入居期間は人それぞれ異なりますが、平均入居期間は介護付有料老人ホーム(介護付きホーム)で約3年3ヶ月、特別養護老人ホームでは約3年8か月、サービス付き高齢者向け住宅では約1年6ヶ月となっています。 一方で、介護付有料老人ホームに5年以上お住いの方は全体の21%以上、特別養護老人ホームにおいては全体の29%にも及びます。