前頭葉の機能低下で感情が抑えられない ところが前頭葉は、加齢とともに機能が低下し、さらに高齢になると脳の前頭葉が収縮してしまい、判断力や感情の抑制力が低下していくのです。 抑制する力が弱まり、怒りを抑えられないことが、外から見るとキレていると捉えられてしまいます。
高齢者 暴言 なぜ?
認知症を発症すると脳の障害により、感情の抑制や気持ちの表現が難しくなることがあります。 そのため、「通常であれば抑えられるような怒りの感情を押さえられない」、「不安やいら立ちが大きくなっていく」、もしくは「不安や怒りの気持ちを伝えられない」ことが暴言や暴力につながってしまいます。
認知症 なぜ怒りやすい?
認知症の人が怒りやすくなる原因は、感情抑制ができなくなるからです。 認知症になると、状況への適応ができない、適切な判断ができないなどの「認知機能障害」が現れます。 このため、状況が正しく把握できずに怒りにつながることがあります。 また認知症により感情抑制能力が低下して、それが「怒りっぽさ」につながるのです。
高齢者 昔の話ばかり なぜ?
これは、高齢になると短期記憶を忘れやすくなるから。 「この人にこの話をしたな」という記憶が、すぐに抜け落ちてしまうのです。 一方で、子供の頃や若い頃といった長期的な記憶はしっかり残っています。 そこで、昔の話をつい繰り返してしまうことが起こるのです。
すぐに怒る人 なぜ?
自分を大きく見せたいから 自分を大きく見せたい人も、すぐ怒る傾向にあります。 周りからバカにされたり、低く評価されたりするのが過剰に我慢ならないのです。 大きな声で怒る、体をそり返して少しでも大きく見せる、こういった行動や態度は自分を大きく見せるための演出ともいえます。