大きな原因のひとつは、本来は鼻へ抜けていく涙の通路(涙道)のどこかが細くなったり詰まったりしていることです。 涙は上まぶたの外側にある涙腺から分泌され、眼の表面を潤し、栄養を与えた後は目頭の上下にある小さな穴(涙点)から顔の内側に入り、涙小管という細い管を通って涙嚢(るいのう)という袋にたまります。
涙目になるのはどうしてか?
涙目の原因は大きく2つあります。 1つは目が敏感になり、ちょっとした刺激で涙が過剰に作られる状態になること。 そしてもう1つは、涙の出ていく通り道が狭くなったり、詰まってしまったりすることです。
涙目は何科?
「涙目」という症状を訴える相談に対し、37%にあたる相談で「眼科」が医師からおすすめされています。 次いで多いのが「心療内科」(11%)でした。 「目が充血している」という症状 では、眼科 (43%)が最も多く、 次いで「心療内科 」(9%)が受診すべき診療科として挙げられています。
涙が止まらないのはなぜ?
また、鼻涙管(びるいかん)閉塞や鼻涙管狭窄(きょうさく)のように涙の通り道がふさがったり、狭くなったりした場合、あるいはそのふさがった部分が細菌に感染する涙嚢(るいのう)炎の場合には、涙があふれ出て止まらない状態になります。 また、顔面神経麻痺によっても涙の分泌が過剰になることがあります。
左目だけ、涙が出るのはなぜ?
目にゴミやホコリが入ることで涙が出る 片目に異物が入ったときには、異物が入った片目からだけ涙が出ることがあります。 目にホコリや砂、花粉などが入ると、それらを排除しようと、体が反応し涙が出ます。