姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。 雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動します。 なお、保護範囲に退避していても、落雷地点の近くで座ったり寝ころんでいたりしていると、地面に接触している身体の部分に、しびれ、痛み、ヤケドが発生し、ときには歩けなくなることがあります。
雷が落ちたらどうなるのか?
落雷に伴い、周辺の物体(人体)から上向きに発生するごく短時間の微小の電流のことを言います。 多くの受傷者は、髪の逆立ちを感じ、頭を打たれたような衝撃により倒れたり、一瞬の意識喪失、しびれなどを訴えますが、軽症で早期に回復することがほとんどです。
雷に打たれたらどうなるのか?
人体に落雷があるとどうなるでしょうか。 体の表面を電気が流れる場合は,衣類の破損・焦げや浅いやけどになります。 体の中を流れると,心臓や肺の運動を停止させますので,致命的です。 両方に流れると心臓や肺への影響が軽減されます。
雷 どこにいればいい?
屋内に流れ込んだ電気による感電を防ぐため、壁や天井、水道管や窓などの金属部分、コンセントや照明・電話・テレビなどの電気機器から1m以上離れた場所が安全です。 商業ビルなどであれば壁から離れたところ、一般の住宅であれば部屋の真ん中あたりが安全です。
雷が起きたらどうなる?
グラウンド、平地、山頂、尾根等の周囲の開けた場所にいると、積乱雲から直接人体に落雷(「直撃雷」といいます)することがあり、直撃雷を受けると約8割の人が死亡します※。 また、落雷を受けた樹木等のそばに人がいると、その樹木等から人体へ雷が飛び移ることがあります(「側撃雷」といいます)。