日本人はメラニン色素が多いため黒っぽい目に見え、白人はメラニン色素が少ないため青っぽく見えるのです。 このメラニン色素は、肌の表面や目に多く存在し、太陽光線に含まれる有害な紫外線から肌や目を守る役目をしています。 メラニン色素の量が少ない白人は、虹彩の色が薄いため黒目の2倍も光を眩しく感じてしまいます。
瞳の色 なぜ?
虹彩の色は、「茶か青の色を決定する染色体」と「緑か青の色を決定する染色体」の二つの遺伝子のバランスによって決まります。 この虹彩の「茶」はメラニン色素のことで、肌の色と同じようにメラニン色素が多いと目の色は濃くなります。
ブルーアイ なぜ?
生まれたばかりの赤ちゃんの目に含まれる色素の量は、大人の目の色素の量よりも少なくなっています。 このため、多くの赤ちゃんが青い瞳をしていますが、子供たちの目が成長し、虹彩の中により多くのメラニンが生成されると、瞳の色も変化していきます。
目の色 青 どこの国?
北部ヨーロッパなど、日照量の少ない地域に多く、特にフィンランドやリトアニアでは80%以上がこの色です。 アイルランド、イギリスでも多く、その他、中東や中央アジアの高地でも見られます。
アジア系の目の色は?
私達アジア人の目は濃い茶色が多いのに対し欧米人は青、ヘーゼル、緑、グレーなどと言った薄い色が多いですね。 目の構造は下記のようになっており瞳孔の周りにある虹彩と呼ばれる部分が色の付いている部分になります。