グラウンド、平地、山頂、尾根等の周囲の開けた場所にいると、積乱雲から直接人体に落雷(「直撃雷」といいます)することがあり、直撃雷を受けると約8割の人が死亡します※。 また、落雷を受けた樹木等のそばに人がいると、その樹木等から人体へ雷が飛び移ることがあります(「側撃雷」といいます)。
雷が起きるとどうなる?
雷サージは、電線やアンテナなどから家の中に流れてきて、家の中にあるテレビやパソコン、電子レンジなどの電気製品をこわしてしまうことがあるんだ。 だから、落雷によって雷サージが起こると、停電が起きたり、電車が動かなくなったり、インターネットがつながらなくなったりして、みんなの生活に影響が出ることになるんだ。
雷に打たれたらどうなるのか?
人体が落雷の主電流に直接打たれることを言います。 多くの場合は大電流が体内を流れるため、死亡する可能性は極めて高く、落雷の直撃を受けた場合の死亡率は約70~80%(雷撃後に、何も処置しなかった場合は約90%)であることが、統計結果や動物実験から推定されています。
雷 どう備えるか?
落雷の直撃の危険がある場合は、すぐに建築物や車へ避難することが大切ですが、万が一、周辺にそのような空間を探せないときは、電柱等、高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4メートル以上離れたところに避難しましょう。
雷 どんな事が起きる?
高い空にのぼっていく氷のつぶと、地面に向かっておりていく氷のつぶがぶつかり合うことで、静電気(せいでんき)が発生して、雲の中にどんどん電気がたまっていくんだ。 そして、雲はためられなくなった電気を地面に向かってにがそうとする時に雷が発生するんだよ。