雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。 放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。 雲と地上の間で発生する放電を対地放電(落雷)といい、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電を雲放電といいます。
雷のできかたは?
雷が発生するしくみ1湿った空気が上昇気流によって上空に 太陽の日射により地表が熱せられると、地表の湿った空気が暖められて上昇気流となり、上空で水滴となって、そのかたまりが雲となります。2空の中で氷の粒が発生 ... 3氷の粒がぶつかり電荷がたまる ... 4これが雷
雷が起こるとどうなるのか?
雷サージは、電線やアンテナなどから家の中に流れてきて、家の中にあるテレビやパソコン、電子レンジなどの電気製品をこわしてしまうことがあるんだ。 だから、落雷によって雷サージが起こると、停電が起きたり、電車が動かなくなったり、インターネットがつながらなくなったりして、みんなの生活に影響が出ることになるんだ。
落雷の表現は?
雷/稲妻/稲光 の使い分け 空から放電する場合、一瞬光って、その後にゴロゴロ、ドカーンという音が聞こえるが、その光のほうを「稲妻」「稲光」という。 「稲妻」には、「稲妻が走る」「稲妻が光る」などの表現がある。 閃光(せんこう)と音とをあわせて「雷」という。
雷の特徴は?
雷は、強い上昇気流によって、上空高くまで発達した積乱雲で発生する。 もくもくと成長する積乱雲が見えたときは、落雷への注意が必要。 雷鳴が「ゴロゴロ」と聞こえ始めたときは、今いる場所にも落雷する危険がある。 雷が鳴っているときは雨が降ることが多い。