人工妊娠中絶手術は母体保護法が適応される場合で、今回の妊娠を中断しなければならないときに行う手術です。 人工妊娠中絶手術が受けられるのは妊娠22週未満(21週6日)までですが、妊娠初期(12週未満)と、それ以降とでは手術方法が異なります。
稽留流産後いつまでに手術?
妊娠週数によっても方針が異なることが多く、7週目位までであれば待機的管理を、9週を過ぎると手術療法が行われることが多いです。 この他にも病院の方針、子宮の状態等によっても変わってきますので、医師と相談して決めていくのがよいでしょう。
流産手術 何週目から?
・妊娠4週目~妊娠5週目で子宮内に胎嚢が見えた場合は、子宮内妊娠確定で流産や子宮外妊娠が除外されたため人工中絶手術は可能です。 したがって、当院で初期中絶手術を実施できる時期は、「妊娠4週~5週で子宮内に胎嚢が確認された期間から」となります。
中絶手術は早くていつから?
人工妊娠中絶手術が可能な時期は妊娠週21週6日目までです。 妊娠22週の期間をこえると中絶手術を行うことはできません。 中絶手術は初期中絶と中期中絶に分けられ、初期中絶は、妊娠4週~11週6日目の間に行われ、中期中絶は、妊娠12週~21週6日目の間に行われます。
流産手術何時間?
経腹超音波ガイド下に常に子宮を確認しながら手術を行います。 静脈麻酔下に、拡張した子宮頸部から吸引器(=内容物を吸い出す器具)を子宮内に挿入し子宮内容物を体外に排出します。 手術室で、10-15分程度で終わります。