4.手術による妊娠率の改善 効果 これまでの報告では治療後2年間で約30-35%に妊娠が成立し、平均妊娠成立までの期間は、7-8 ヶ月です。 ただし、卵管障害の程度によっては、10%未満ですが、卵管の再開通ができない場合があったり、再開通に成功しても術後早期に卵管の再閉塞や再狭窄が生じる場合もあります。
FT手術 効果 いつまで?
FT実施後は平均3~4カ月以内に妊娠することが多く、効果は約6カ月継続すると言われています。
卵管鏡下卵管形成術 いつから?
2手術の時期について 月経終了から排卵までの避妊期間がお勧めです。 排卵後は子宮内膜が厚くなり、卵管の入口が見えにくい場合があります。 また、次の月経間際だと子宮内膜が出血しやすい場合があるため、排卵前をお勧めします。
腹腔鏡手術後 妊活 いつから?
術後3カ月から妊娠を許可し、治療を再開します。 当院では術後2~3年で約50%の妊娠率となっています。 チョコレート嚢腫の場合は不妊に影響しますので、子宮内膜症と同様の治療を行います。 腹腔鏡で、固くなった卵巣に穴をあけて排卵しやすくするドリリング術を行います。
顕微授精 保険適用 いつから?
2022年4月から、不妊治療のうち人工授精・体外受精・顕微授精・胚培養・胚凍結・胚移植が保険適用となります。 保険適用となる条件は、治療開始時の女性の年齢が43歳未満であることで、男性側の年齢は問われません。 子ども1人につき最大6回まで保険適用での治療が受けられるため、経済的な負担は大幅に軽減できるでしょう。