肌が乾燥すると表面が硬くなってしまい、新しい毛が生えるときに毛穴から出られなくなってしまいます。 そのまま肌の乾燥が続くと毛が埋もれやすくなってしまい、表面に出ることができず埋没毛が長くなってしまいます。
埋没毛 なぜできる?
埋没毛とは、毛穴に埋まったまま成長してしまった毛のことで、主に間違った自己処理方法が原因です。 それによって肌のターンオーバーのサイクルも乱れ、角質層が徐々に分厚くなっていきます。 角質が分厚くなると毛穴がふさがった状態になるため、毛が表面に出てこれず皮膚の下で成長し埋没毛になるので注意しましょう。
埋没毛 ほっとくとどうなる?
埋没毛をそのまま放置していると、毛穴から誕生してきたムダ毛はそのまま伸び続けることになり、これによって皮下の細胞が傷つけられることがあります。 こうなってしまうと皮下で炎症が起こり、ニキビや吹き出物とよく似た毛嚢炎(もうのうえん)になってしまうことがあるのです。
埋没毛 何科?
毛嚢炎などの炎症がひどい場合は皮膚科へ 埋没毛の状態が悪いときは、放置すると治らず悪化してしまうケースがあるので注意してください。 既に毛嚢炎などの炎症が起きている場合や、黒いブツブツが多い場合など、深刻な状態であれば皮膚科を受診するようにしてください。
なぜ毛を抜いても生えてくる?
毛乳頭の上の部分に「毛母細胞」というものがあり、この毛母細胞が毛乳頭から栄養をもらい、 細胞分裂することで毛が発生し成長します。 つまり、毛母細胞がある限り、いくら抜いても抜いても毛が生えてきてしまうのです。