ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師): 「猫はもともと狩猟する動物のため、獲物をじっと見つめて観察し、狩猟するタイミングを見計らう習性があります。 一点を見つめるのは、こういった習性から来るものと思われます。 4 нояб. 2019 г.
猫が何も無いところを見ている?
飼い主が声をかけても応じずに何かを集中して目で追っていたり、何もない場所に飛びかかって何かを捕まえようとしたり。 もしかして人間の目に見えない何かが見えているのでは?という考えが頭を過るかもしれないが、結論から言うと、実はその通りなのである。
猫はなぜ見つめるのか?
外で過ごしている猫たちの間で、猫同士で視線を合わせてじっと見つめる行為は相手を敵とみなしている、という意味を示します。 それに対して、家で猫が飼い主さんをじっと見つめてくるのは、飼い猫特有に見られる行動。 飼い主さんを敵とみなしているのではなく、何かを要求しているときに飼い主さんを見つめるといわれています。
猫 何もないところ 凝視?
しかし、猫が聞きなれない音だったり、気になってしまうような音の場合は、『なんの音だろう』とじっと音のする方を凝視することもあります。 そんな猫の様子は人間から見ると『音もしない、なにもない空間を見つめている』ように見えているのでしょう。
猫が何も無い空間をじっと見つめる現象?
猫が何もない空中をじ~っと見る事を「フェレンゲルシュターデン現象」としています。 第二次世界大戦中のドイツで、ナチスのある極秘研究施設にて霊に関する研究をしていたシュターデン博士が、愛猫のフェレンゲルが何もない空間を凝視することから「そこには霊がいるのではないか」という着想を得ました。