感染経路は、感染動物に接したり、感染動物の抜け毛やフケや菌に汚染したもの(ベッド、毛布、ブラシ、バリカンなど)に接触することで感染します。 野良猫や多頭飼育、子犬や子猫が多く集まる場所、高齢の犬や猫などで注意が必要です。 また、皮膚糸状菌は生命力が強く、自宅の中で1年以上生き残ったという報告があります。
真菌 どうやってうつる?
真菌は、ごく小さな胞子をまき散らして繁殖します。 このような胞子は空気中や土壌中に存在していることが多く、体内に吸い込まれたり、皮膚などの体表面と接触したりします。 そのため、真菌感染症は通常、肺や皮膚から始まります。
猫カビ どのくらいで治る?
抗真菌シャンプーで洗浄する 真菌症の治療を行う前に、治療を行いやすくするために患部周辺の被毛を刈っておきます。 一般的には3〜4週間ほど治療を続けると、真菌症は治り毛が生えてきますよ。
猫カビって何?
猫にカビってどういうこと!? 一般的に「カビ」と言いますが、専門用語では真菌と言います。 真菌の仲間は非常に多く、体に悪影響を及ぼさないものから害をもたらすものまであります。 猫を始めとする動物にカビが生えた状態を「真菌症」と呼び、真菌症を引き起こす病原真菌の主体は、糸状菌と酵母様真菌です。
猫のフケ どうしたらいい?
皮膚が乾燥していると、角質がはがれやすくなりフケが増えます。 加湿器などで適度に湿度を保ったり、保湿用のスプレーや蒸しタオルを使って皮膚の潤いを保つように工夫しましょう。 また、猫用の洗い流さないトリートメント剤や保湿剤も有効です。 使用前には必ず獣医師にご相談ください。