猫のひげを切ってしまうと、重要な役割が果たせなくなります。 平衡感覚、方向感覚がなくなり、真っすぐ歩けなくなったり上手に高いところに上がれなくなってしまいます。 そして、暗闇でも障害物にぶつかってしまったり、入れないところに入ってしまって出れなくなったりと生活に支障が出てきてしまいます。 猫のひげがなくなることは猫ちゃんにとってバランス感覚が取れなくなって上手く歩けなくなったり、視覚のサポートがなくなるといった死活問題です。
猫のひげは切ってもいいですか?
猫のひげには様々な役割があるため、人間のひげと同じように考えて切ってはいけません。 猫のひげを切ってしまうと、猫が生活していく上でとても不便になります。 ひげがないと方向感覚や平衡感覚、すばやい身のこなしなどに支障がでますので、障害物から身を守ることができません。
猫 ひげ なぜ抜ける?
「病気」や「ストレス」などが原因で抜けることがあるからです。 人間がストレスで脱毛するように、猫もストレスを感じてひげが抜けることがあります。 猫は、クールでタフなイメージもありますが、「ストレスを感じやすい動物」です。 新しい猫が家にやってきたり、自分が出産などしたりすると、特にストレスを感じやすいです。
猫のひげは何のためにあるのか?
猫のひげは「反射弓」という神経経路により、まぶたとつながっています。 そのため、顔の近くに刺激を感じたとき、素早くまぶたを閉じて目を保護することができます。 また、小さなゴミなどを吸着し、目に入るのを防ぐ役割もあるようです。
猫の髭 どうする?
お守りになるのは『自然に抜けたヒゲ』だけです。 早く抜けるように引っ張ったり、無理やり抜いたものには効果もありませんし、猫がいたい思いをするだけです。 猫のヒゲは『運』そのもの。 ヒゲを拾うことは『運を拾う』ことと同じです。