猫のしっぽの長さは親からの遺伝子で決まります。 遺伝子には「優性遺伝子」と「劣性遺伝子」があります。 短いしっぽが「優性遺伝子」で、長いしっぽは「劣性遺伝子」です。 しっぽが短い猫としっぽが長い猫が交配すると「優性遺伝子」の影響が大きいため、しっぽが短い猫が生まれてきますよ。
尻尾が長い猫の性格は?
尻尾が長い猫は、物おじしない、好奇心旺盛な性格の子が多いです。 尻尾の短い日本猫は室内で飼うよりも外で生活する野良猫が多かったため、警戒心が強い傾向があります。 一方で尻尾が長い猫が主流の海外猫は、室内飼いが一般的です。
猫の尻尾が短いのはなぜ?
極端に短く丸まっているしっぽは「ボブテイル」とも呼ばれます。 猫のしっぽは、個体差はありますが一般的に18~20個の尾椎という骨で成り立っています。 その尾椎の一部が減少したり骨同士がくっついたり(癒合)すると、しっぽが短くなりクルッと丸まった状態になります。
猫のしっぽの長さは?
通常、猫のしっぽの長さは30cm前後。 これより短く、15cm程度のものを「中尾」と呼びます。 さらに、中尾よりも短く、5cm程度のものを「短尾」と呼びます。 また、なかにはしっぽがない猫もいるのだそうです。
猫のしっぽの特徴は?
尾椎(びつい)という小さな骨が連なってできている猫のしっぽ。 長さによって個数は異なりますが、長いしっぽだと尾椎は24個あります。 ここに筋肉がつき、尾骨神経という神経によって先端まで細かく動かすことができるのです。