① ワクチンのしくみ動物病院で猫に接種するワクチンは、病原体を無毒化または弱毒化したものを体に接種して、感染症に対する免疫力をつけることが目的です。 猫のワクチンには、すべての猫に接種すべきコアワクチンと、感染のリスクに応じて接種するノンコアワクチンの2種類があります。
猫 ワクチン なぜ必要?
ワクチンは、怖い感染症から守るために必要です。 特に幼少期のネコちゃんは、とても免疫力が弱いので、致死率の高い猫汎白血球減少症という病気や、目や鼻に後遺症を残すことのある病気にかかりやすくなります。 ワクチン接種をし、その怖い感染症から守ってあげてください。
猫 ワクチン 何種がいい?
猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症の3種は感染力が強く、いずれも空気感染をする恐れがあるため、室内飼育の場合でもワクチン接種が推奨されています。 そのほか、3種混合ワクチンに猫白血病ウイルス感染症を加えた「4種混合」、さらに猫クラミジア感染症を加えた「5種混合」があります。
猫 ワクチン 何に効く?
猫のワクチン予防接種が可能な病気は6つです。 その中でコアワクチンは、どれも命に関わる危険な病気で、「猫汎白血球減少症の原因である猫パルボウイルス(FPV)」「鼻気管炎を起こす猫ヘルペスウイルス(FHV)」「風邪の症状や口内炎を起こす猫カリシウイルス(FCV)」の3つです。
猫 ワクチン いつ必要?
そのため、子猫でもしっかりワクチン接種を行う必要がありますが、一方で、移行抗体が残っている時期は、ワクチンを接種しても効果が十分に発揮されないため、何回かの追加接種が必要となります。 まとめると、子猫時代に接種する初めてのワクチンは、生後2~3か月以降から始め、2~3回のワクチン接種を行うのが一般的です。