去勢手術は、外科的に精巣を摘出する手術です。 一般的に手術は全身麻酔をかけて、精巣付近の皮膚を1~1.5cmほど切開し、精巣を摘出し、止血・縫合をして終了です。 (術式によっては、縫合をしないケースもあります。) 麻酔時間を除いた手術の所要時間はおよそ10分程度。
雄猫 去勢しないとどうなる?
避妊・去勢手術をしない猫の場合、発情期を迎えると繁殖本能が強く働き、大きな声で鳴き続けたりイライラしたりします。 オスの場合は、スプレー行動といって、家中のあちこちにおしっこをかける行動も見られます。 これらは、しつけで治るものではないため、発情に伴う困った行動は避妊・去勢手術をしない限りおさまることはありません。
去勢手術のやり方は?
去勢の手術は、全身麻酔で行われます。 オスは精巣と精巣上体が納まっている睾丸を摘出します。 包皮と陰嚢の間の正中線の上を1~1.5cmほど切開し、ここから摘出するのです。 手術は1時間前後、日帰りから1泊のスケジュールで行われます。
猫 避妊手術 何をする?
避妊手術では、猫のヘソから下の部分を開腹して、卵巣のみまたは卵巣と子宮を摘出します。 摘出の後は縫合して手術は終了です。 ※使用する麻酔薬の種類や、猫の性格によっては流れが異なる場合もあります。
猫 去勢手術 何時間?
手術の時間は、毛を剃るなどの準備時間を除けば、オスは5分、メスは10分ほどで終わります。 術後はオスなら1泊、メスなら2泊ほど入院します。 問題がなければ日帰りできる病院もありますよ。 退院後、1週間ほどで抜糸を行い去勢は全行程終了です。