体毛が濃くなる原因には、「ホルモンバランス」が密接に関係しています。 人間の体には通常、「男性ホルモン」と「女性ホルモン」が体内でバランスを取りながら共存しています。 しかし、何らかの原因で「テストロテン」という「男性ホルモン」が活性化してしまうと、体毛が濃くなる傾向があります。
人はなぜ毛が生えるのか?
産毛も含め体毛の役割は「体温を保つ、外からの刺激(紫外線、こすれ、衝撃など)から体を守る」というのが定説のよう。 確かに、毛が多く生えている場所には脳(頭)、生殖器(デリケートゾーン)、リンパ節や太い血管(ワキ)など大切な臓器があることから見ても、納得です。
毛深い男 なぜ?
体毛の濃さに影響を与えるのは、男性ホルモンと女性ホルモンという2つの性ホルモンです。 男性に多く分泌される男性ホルモンは、そのうちの約95%がテストステロンで占められています。 テストステロンには筋肉や骨格を大きくしたり、体毛を濃くする働きがあり、男性らしい屈強な体を作り出します。
すね毛 何故ある?
本来、すね毛を含む体毛は、外部からの冷えや衝撃から体を守るために生えています。 怪我や手術で切った周辺の毛が濃くなったりするのも、防衛作用です。 そのため冷え性や普段薄着で体が冷えていると、冷えている場所を毛で温めようとして体毛が濃くなるといわれています。 体の冷えはホルモンバランスの乱れにもつながります。
女性で毛深いのはなぜ?
女性が毛深くなる原因 毛深さや体毛の濃さの原因は、「ホルモン」が大きく関係しています。 ホルモンには女性ホルモン・男性ホルモンとありますが、男性ホルモンにあるテストステロンには太く丈夫な毛を生やす働きがあり、それが分泌されることで毛深くなります。 そして毛深さの原因である男性ホルモン、実は女性の身体にも存在するんです!