縦長のスリット状の瞳孔のメリットは、明るいときと暗いときで大きさを極端に、しかも早く変えることができるということ。 光の量がほとんど0になってしまうぐらい細くすることができ、明るい場所では感受性の高い網膜を保護することができます。
猫 瞳孔 縦 なぜ?
◆ 瞳孔の動きが円ではなく縦方向なのは、円よりも効率よく瞳孔を絞ることによって、目の中に入る光を調節するためなのです。 網膜の裏にある細胞層でタペタム層というものがあります。
猫 瞳孔 なぜ?
瞳孔は、目に必要な光を取り込む働きがあります。 暗いところでは多くの光を取り込むために瞳孔が開いて大きくなり、明るいところでは細くなります。 そのため、明るい場所から暗い場所へ移動したり、夜になったりすると猫の黒目が大きく変化します。 まぶしい場所では瞳孔を縦長に狭くして、光の量を調節しています。
猫の目 どうなってる?
それは、ネコの目には網膜の後ろにタペタムという反射板が付いているからなのです。 網膜の視神経を刺激しながら入ってきた光を反射し、網膜に返すことで、わずかな光を2倍にして、暗いところでも鮮明に見えるようになっています。 もう1つの理由は目の大きさ。
猫 いつも瞳孔開いてる?
猫の瞳孔が開いているときの状態を散瞳といいます。 その際に疑われる病気は、緑内障、高血圧、腎不全、甲状腺機能亢進症、網膜剥離、網膜変性症、眼底出血、白内障などをわずらっている可能性があります。