夜行性のネコやイヌは基本的には人間の眼の構造と同じですが、網膜の下にタぺタム(輝板)と呼ばれる層が存在します。 タペタムには反射板の役割があり光を反射します。 網膜で吸収できなかった光をタペタムが反射し網膜に返し、視神経に伝えます。 その為、暗闇でも物を認識する事ができます。 26 февр. 2019 г.
夜行性動物 なぜ見える?
猫などの夜行性の動物には夜間でも見やすくなる仕組みが眼に備わっています。 輝板も夜間で見やすくなる仕組みの一種です。 輝板は網膜が一度で捉えられなかった光を反射させることで、もう一度網膜で捉えようとする働きをします。 輝板に反射した光が見えているというわけです。
猫の目はなぜ夜光るのか?
夜に外でネコと出合うと、光に反射したようにネコの目がキラリと光りますよね。 それは、ネコの目には網膜の後ろにタペタムという反射板が付いているからなのです。 網膜の視神経を刺激しながら入ってきた光を反射し、網膜に返すことで、わずかな光を2倍にして、暗いところでも鮮明に見えるようになっています。
猫 なぜ暗闇?
猫の目が光る秘密は、眼球の構造にあります。 夜行性である猫は、暗闇の中でも物体を確認できるよう、網膜の外側に「タペタム」と呼ばれる、反射板の役割を持った層があります(図1)。 私たち人間の目は、角膜から届いた光を網膜で吸収しています。
猫の目はどう見える?
猫の視力は人間の10分の1程度、およそ0.1〜0.2といわれています。 ただし、物を正確に識別できる距離は10m先くらいまで。 解像度も低いため、静止している物は霞んで見えるようです。 猫が見せる首を傾げる仕草は、物を見ようとして角度を変えていると考えられています。