ごちそうを前に猫がよだれを垂らしているのであれば心配はいりませんが、口臭がきつい、食欲不振、痩せてきたなど、ほかに気になる症状があれば、何らかの病気が疑われます。 猫の行動やふるまいに異常や変化を感じたら、すぐに獣医師さんに相談しましょう。
猫 よだれ 食欲なし?
食欲不振につながる症状 常によだれを出してしまう状況は、大抵、口腔内に問題があります。 よく観察してみると、食事の時も辛そうに食べるしぐさがあったり、口元をしきりに気にして毛づくろいするような動きをします。 また、口臭がする場合もあります。
猫 よだれ 症状?
年代を問わず、多くの場合は、口内炎や歯周病に関連した痛みや違和感がよだれの原因となります。 健康な若い猫でも誤飲や中毒、熱中症により、よだれが出ることがあります。 そして中高齢を過ぎると腎臓や肝臓の不調、口にできる腫瘍などがよだれの原因として挙げられます。
猫 腎不全 末期 よだれ?
急性腎不全は、腎臓が急に機能しなくなってしまい、脱水や尿毒症といった症状が現れる病気です。 元気がなくなって食欲が落ちたり、排尿の量が極端に減ります。 また、吐き気も出てくるため、よだれの量も増え、何回も口元を舐めるような行動をとるようになります。 症状が重い場合は、尿が出なくなってしまうという危険な状況になります。
猫のよだれの原因?
猫のよだれの原因はなに? 空腹時に、食事の準備(消化の準備)として唾液の分泌が増えます。 洗剤などの刺激物を舐めたり、薬などの苦いものを飲ませた後などによだれが増えることがあります。 口の中の苦味や刺激を和らげようとして、よだれの分泌が増えているだけなので心配はいりません。