脱水は、摂取する水分よりも失う水分が多い場合に起こります。 嘔吐、下痢、尿の排泄量を増加させる薬(利尿薬)の使用、多量の発汗(例えば、非常に暑い中で長時間激しい運動をしたとき)、水分摂取の減少は、脱水を招きます。
脱水が起こるとどうなる?
脱水症の症状は、その程度により様々です。 軽度ではめまいやゆらつき、中等度では頭痛や悪心、高度では意識障害や痙攣がおきます。 また、中等度以上では汗や尿の量が減少して、体温が高くなります。 重度では、全身の臓器血流が減ると臓器不全などを引きおこしショック状態となります。
脱水ふるえなぜ?
脱水症になる理由 人は汗によって体温調節をしますが、汗のもとになる水分とナトリウムやカリウムなどの電解質が足りなくなると体温が下がりにくくなり、発熱の状態が続いて脱水症に陥りやすくなります。 電解質は神経・筋肉・心筋の収縮に関与するため、大量に失われると、脱力感・手足のしびれ・不整脈などが生じることもあります。
脱水状態になったらどのような症状が出るか?
「脱水症」とは、体内の水分が足りない状態のことをいいます。 「脱水」になると、自覚症状としては口の渇きや体のだるさ、立ちくらみなどを訴えることが多いです。 皮膚や口唇、舌の乾燥、皮膚の弾力性低下、微熱などが起こります。 そのほかに食欲低下、脱力、意識障害、血圧低下、頻脈なども出現しやすいです。
脱水症状 なぜ吐く?
汗をかいて体内の水分や塩分が不足すると血流が悪くなり、身体のすみずみに必要な栄養素が行き届かなくなります。 すると、頭痛や吐き気、けいれんやめまいなどの脱水症状が出始めます。