前庭神経炎 その他、前庭に異常が起こって起こるめまいとして結構多いものに前庭神経炎(ぜんていしんけいえん)があります。 これは風邪を引いたりした後(多いのは1、2週間たってから)、急に激しい回転性めまいと吐き気、嘔吐が起こり、何日も続きます。
眩暈 いつまで?
めまいの持続時間は同じ頭の位置を続けている場合普通30秒程度(数秒〜2分程度まで)で、何分も持続することはありません。 しかし同じ動作を繰返すとめまいが再び起こります。 ただし、さらに繰り返すとだんだん症状が軽くなり消えてしまうこともあります。 そして、10分程度して同じ動作を行うと前と同じくらいのめまいが生じます。
脳梗塞 めまい いつまで?
脳卒中によるめまいの特徴は通常2~3時間、短くても20~30分間はつづくことです。 めまいの症状や程度は梗塞や出血が生じた場所によって異なります。 たとえば脳幹の前庭神経核という、平衡感覚があつまる部分の障害では強い回転性のめまいがおこりますし、大脳皮質の障害では揺れるような、比較的軽度のめまいですみます。
目眩が何日も続く?
めまいを繰り返す場合、メニエール病(※後述)などの病気の可能性があります。 他にも脳出血、脳梗塞などによるめまいの可能性もあり、放置すると危険です。 また、目の異常、首の異常、血圧など様々な要因でめまいは発症しますので、少しでも不安な場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
回転性めまい いつまで?
前庭神経炎による激しいめまいが起こると、食事をするのも、水をのむのも困難になりますので、入院して点滴治療を行うことが多いです。 激しい回転性のめまいが1日で治まる人もいれば、3日ほど続く人もいます。