夢遊病や夢中遊行症 (somnambulism) とも呼ばれる。 睡眠障害として睡眠時随伴症(パラソムニア)のひとつに分類される。 無意識の状態で起きだし、歩いたり何かをした後に再び就眠するが、その間の出来事を記憶していない状態を指す。 その時間は、30秒から30分までの長さになり得る。
夢遊病 いつから?
3~12歳くらいで発症しますが、5歳前後に多くみられます。 はじめは夜驚の頻度は多くみられますが、次第に減ってきます。 一方、夢遊病は寝ぼけたまま起き上がって歩き回るのが特徴的です。 押入れ、風呂場に行って排尿したり、服を着替えるなどの奇異な行動がみられることもあります。
夢遊病 何回?
子どもの10~30%が睡眠時遊行エピソードを1回以上経験しており、2~3%は何回も経験するという報告があります。 子どものうちは女児に多く生じますが、大人は男性に多いと言われています。
夢遊病は何科?
夢遊病の治療は精神科・心療内科・睡眠外来が基本ですが、小児科で対応している所もあります。
夜中に何度も目が覚めてしまう?
中途覚醒は不眠症の1つです。 不眠症の中でも、眠りが浅く、睡眠中に何度も目が覚めるタイプにあてはまります。 具体的には、夜中に2回以上目が覚める場合は中途覚醒の可能性があります。 中途覚醒には、トイレで何度も起きたり、のどが渇いて目が覚めたりするケースも含まれます。