夢遊病には治療に有効な薬剤などはありません。 患者が子供である場合は脳が成長していくことによって自然と症状が治まることがほとんどなので特に治療をしなくても問題ありません。 患者が大人の場合、ほとんどの原因はストレスなどの精神的障害によるものなので、そのストレスを取り除くことが一番有効な治療法といえます。
夢遊病はなぜなる?
正確な原因は分かっていませんが、ストレスや睡眠不足などが主な原因だと考えられています。 比較的女性が発症しやすい睡眠障害の一種です。 一方、セクソムニアは、睡眠中の無意識な状態で性の関連行動が生じる睡眠障害を指します。 男性に多くみられる病気であり、主に薬やアルコールなどの影響が原因であると考えられています。
夢遊病いつ治る?
「夢遊病」の名前だけは、多くの方が知っているのではないでしょうか。 夢遊病は、覚醒の機能が上手く働かない睡眠障害の1種です。 患者さんの多くは3歳~9歳ごろに始まり、通常は睡眠機能の発達にともない落ち着いていきますが、まれに成人でも発症します。
夢遊病の治し方は?
昼間の活動に支障をきたすような眠気、外出するような行動があれば、薬物による治療を考えます。 よく使う薬としては、クロナゼパムがあります。 この薬は、てんかん、不安障害にも使われることがありますが、夢遊病に対しては覚醒を抑えることで、異常行動を抑えることができます。
夢遊病の年齢は?
一般に4~8歳の間に発症し、最も頻度が高いのは12歳前後です。 子どもの10~30%が睡眠時遊行エピソードを1回以上経験しており、2~3%は何回も経験するという報告があります。 子どものうちは女児に多く生じますが、大人は男性に多いと言われています。